導入目的の整理 先に決めるのは、解決したいことです。
目的によって、必要な対応範囲もプランも変わります。まずどれかを選んでください。
- 取りこぼしを減らしたい
- 業務が中断するのを減らしたい
- 対応品質を標準化したい
複数あるなら、順番をつける
すべてを同時に解決しようとすると、設計の優先順位がつけにくくなります。優先順位を決めて、上から順に整理すると進めやすくなります。
電話件数の把握 1週間ぶん数えれば足ります。
正確な数字でなくて構いません。1週間だけ記録すれば、おおよその傾向が分かります。
- 受付だけ任せたい(名前と連絡先を聞いて、折り返す)
- 用件の確認まで任せたい
- 担当者への取次まで任せたい
| 確認項目 | 記録の方法 | なぜ必要か |
|---|---|---|
| 1日あたりの着信数 | 1週間、正の字で数える | 基本コール数の設定に使う |
| 出られなかった件数 | 着信履歴の未応答を数える | 取りこぼしの規模が分かる |
| 時間帯の偏り | 午前/午後/夕方で分ける | 対応時間の設定に使う |
| 曜日の偏り | 曜日ごとに集計 | 繁閑の傾向が分かる |
対応時間の把握 電話対応は、通話時間だけでは測れない。
電話に使っている時間を、通話時間だけで見ないでください。見るのは次の2つです。
- 対応そのものにかかる時間(受けて、取り次いで、記録を残すまで)
- 中断した仕事に戻るまでの時間
戻るまでの時間は業務の性質で変わります。ここでは2つに分けて意識するだけで足ります。金額に置き換える試算の考え方は費用対効果・ROIにまとめています。
任せたい範囲 何を任せたいか、ざっくり決める。
この段階では、粒度はこのくらいで足ります。どの電話を取り次ぐか、何を緊急にするかといった判断の条件は、次のページで決めます。
条件の中身は、あとで決めれば足ります。
誰に、どの用件を、どう届けるか。具体的な取次条件やマニュアルの中身は当社が組みます。範囲の切り分け方は依頼範囲と対応ルールの決め方にまとめています。
社内負荷の把握 専任者がいなくても、時間は使っている。
複数人が少しずつ関わっている場合ほど、合計すると大きな時間になります。次の3つを数えてください。
- 電話に関わっている人の数
- ひとりあたり、1日にかかっている時間
- そのうち、本来の担当ではない人が対応している割合
この数字がそのまま試算に使えます。
計算の考え方は費用対効果・ROIにまとめています。人件費だけでなく、業務中断と機会損失まで含めた形で出せます。
導入前の準備チェックリスト 自社の電話が、だいたい分かればいい。
全部決めてから相談する必要はありません。導入前に必要なのは、答えではなく現状把握です。空欄はこちらから選択肢を出します。
- 解決したい課題(優先順位つき)
- 1日あたりの着信数と未応答数
- 時間帯・曜日の偏り
- 1件あたりの対応時間
- 電話に関わっている人と、その時間
- 任せたい範囲(受付だけ/用件確認まで/取次まで)
- 導入したい時期と予算感